メジャーリーグのサンティアゴ・パドレスが18日、都内の神宮外苑でリトルリーグの少年少女およそ50名を集めて野球教室を開催した。

雨の中室内球技場で行われた野球教室は、投球練習を中心に1時間ほど行われ、パドレス所属の現役選手とメジャーリーグで活躍した石井一久氏、斎藤隆氏が指導にあたった。また特別ゲストとしてジャイアンツをFAとなった青木宣親選手も駆けつけ子供たちのプレーを見守った。メジャーリーガーを前にして子どもたちは目を輝かせてボールを追いかけて、積極的に話しかけてアドバイスを貰うなど充実した時間を過ごした。

今季メジャーで53試合に登板したブランドン・マウアー投手は「才能溢れる子どもたちで、よく訓練されている」と、子どもたちのレベルの高さに感心。コリン・リマ投手は「学ぼうとする姿勢を感じた。良い質問もたくさんあった」と、話した。

ゲストとして参加した青木は「子供たちも刺激になると思う。こういう貴重な経験を今後につなげてほしい」と、未来ある少年少女にアドバイスを送り、斎藤氏は「野球教室をやらせていただくことはたくさんあるが、MLBの元でできるのはとても素晴らしいこと」と、イベントに大満足の様子だった。

　次回は21日、高知市東部総合運動場野球場にて野球教室を行う予定となっている。