2年目の覚醒「やっとアジャストできた」 陽春の候、原ジャイアンツが決めた開幕ダッシュの原動力は、来日2年目の助っ人、ジョン・ボウカーだった。 今季初スタメンは開幕3戦目、3月31日の広島戦（東京ドーム）。原辰徳監督の「非常に状態が良いので試合に使いたかった」との期待に、第3打席での左中間を破る二塁打で応えると、4月4日の横浜DeNA戦（横浜）での今季1号満塁弾から3試合連続本塁打をマ 【...】

チームに訪れた故障者続出の春 　首位に15ゲーム差をつけられて最下位に苦しんでいることなど、3カ月前の開幕直後に予想できた者は誰もいなかったことだろう。  　本拠地での開幕戦こそ落としたものの、阪神、広島との2カードを終えて4勝2敗。今季から新たに先発ローテーションに加わったルーキーの小川泰弘、高卒4年目の左腕・八木亮佑がシーズン初登板で白星を手にし、小川淳司監督体制の4年目（代行時 【...】

自動車販売が苦手でプロ入り!? 　福岡ソフトバンクの帆足和幸は、埼玉西武から移籍してきた昨シーズン、左肩痛で1試合の登板に終わった。心機一転とばかりに今シーズンから背番号を背負い慣れた『47』に変更して以来、帆足は“のらりくらり”と快投を続けている。 【...】

開幕から連勝街道も表情は冴えず 　今季開幕から9連勝、防御率1.57。東北楽天のエース・田中将大が、素晴らしい成績を残している。数字だけを見れば過去最高のシーズンを過ごしているが――結果とは裏腹に、試合後の田中の表情は冴えない。それを象徴するのが、今季初の完封勝利を挙げた6月16日の阪神戦（Kスタ宮城）。試合終了後、記者陣より「今日の自己採点は？」と問われた時だった。 【...】

定位置“脱出”へ　DeNA奮闘を支える不動の4番 　“例年通り”であれば、チームの順位どうこうではなく、なんとか大金星を勝ち取るための、あるいは浮上のキッカケをつかむための戦いを繰り広げていたかもしれない。交流戦こそ悪夢の最下位に終わったものの、6月23日現在、3位と1ゲーム差のリーグ5位。2年目を迎えた中畑ベイスターズが、いまなおセ・リーグAクラス戦線をにぎわせている。 【...】