プロ4年目の低空飛行　湿ったバットに苦しむ日々 「落ち込んでいますよ」 史上4番目のスピードで関東地方の梅雨明けが発表された2013年。例年よりも早く、そして暑い夏の到来も、巨人・長野久義のバットは湿ったままだった。 「僕自身、開幕から納得のいく成績を残せていないですから……」 プロ4年目の今季、開幕戦を「1番・ライト」で迎えると、2戦目の広島戦（東京ドーム）で今季初安打を含む2 【...】

　44歳の現役最年長野手、山崎武司（中日）が29日、名古屋市内で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。 報道陣が詰めかける記者会見場に現れた山崎。語った言葉の節々に「現役に対する未練」をにじませた。それでも、話題が自身の家族に及ぶと山崎らしい笑顔を見せ、終始和やかな雰囲気で会見は進んだ。 以下は山崎武司選手のコメント。 【...】

04年の松中信彦以来の三冠王も 「俺の仕事は、スタメン表を書く時に、どの監督が書いても向こう１０年は迷わない４番をつくること」 昨季、栗山監督が命題に課した中田翔の“4番育成計画”。今季はそれが花開き、中田はオールスター前までの前半戦終了時点で、打率.308（リーグ7位）、本塁打22本（同1位）、打点59（同2位）の好成績を収め、あわよくば2004年の松中信彦以来の三冠王も狙えるとい 【...】

2強4弱、首位ターンを決めた原巨人のV確率は？ 　WBC後の3月29日に開幕を迎えた2013年シーズン。期待と不安、さまざまな憶測が飛び交う中、いざふたを開けてみれば、セ・リーグでは、V9以来の日本一連覇を狙う原巨人が前評判通りの強さで首位を快走し、その後を就任2年目の和田豊監督率いる阪神が激しく追走する形となった。前半戦を終えた段階で、その差は2.5ゲーム。その他4球団はそこから10 【...】

“不可欠”な存在となりつつある今季の新顔たち 束の間のオールスター休みを迎えているプロ野球。24日からいよいよ、後半戦へと突入だ。シーズンの再会をいまかいまかと待ち望んでいるファンの方も多いことだろう。 そこで、今回はいま一度、前半戦の各チームの戦いぶりを“新戦力”の活躍を中心に振り返ってみたい。各チームの新戦力の活躍ぶりを100点満点で評し、また後半戦への課題についても探ってみた。 【...】