シーズンが佳境を迎えようとする中、個人タイトルの行方にも注目が集まっている。今季はどの部門も混戦模様だが、その中で最多勝争いは近年まれにみる大混戦となっている。そこで見えてくるのは、各球団のエースたちの苦戦ぶり――。“史上最低”で終わりかねない2014年の最多勝争いの結末を予想し、シーズン終了後に選考される沢村賞についても考えたい。 【...】

　9月1日現在、12球団トップのチーム打率2割8分5厘を誇る福岡ソフトバンク。パ・リーグの打撃10傑に計6人が名を連ね、そのうち4人が打率3割以上をマークしてチーム総得点もリーグNo.1。数字上は“最強”と呼ぶにふさわしいが、実際は調子の波が激しく、つながりを欠く場面もしばしば。優勝争いも佳境を迎える9月、2014年のホークス打線は本物になれるのか――。 【...】

　阪神の逆転Vのためには何が必要か？ 巨人との首位攻防3連戦に負け越し、自力優勝が消滅した阪神。29日の東京ヤクルト戦（甲子園）では狩野恵輔の3安打4打点の活躍もあり、最後は雨天コールドで10対5と大勝した。コナミ・プロ野球ドリームナインSUPERSTARSの「リアルタイム予想イベント」に参戦したOB・広澤克実氏に、猛虎軍団の現状と勝負の9月へ向けた戦い方を聞いた。 【...】

　首位・福岡ソフトバンクに異変!?　8月上旬に怒とうの9連勝で“独走”のはずが、26日からの本拠地での北海道日本ハム戦に連敗し、2位・オリックスとの差を再び1.5ゲームに縮められた。勝負の9月を前に再び一騎打ち状態に突入したパ・リーグ優勝戦線。コナミ・プロ野球ドリームナインSUPERSTARSの「リアルタイム予想イベント」に参戦した直後、ソフトバンクOBの“ドカベン”香川伸行氏にソフトバ 【...】

　8月も最終週に入り、優勝争いは激化の一途。その傍ら、両リーグの新人王レースも混沌（こんとん）としている。昨季、パ・リーグでは則本昂大（東北楽天）が15勝8敗、防御率3.34、セ・リーグでは小川泰弘（東京ヤクルト）が16勝4敗、防御率2.93という他を圧倒する好成績で新人王を受賞した。彼らはともに8月を終えた時点で12勝を挙げていたが、今季は8月26日の試合を終えた時点で2ケタ勝利を挙げ 【...】