新人編集部員のドラフト会議観戦記

長い、長い、ドラフトだった。

 

機械のトラブルや勘違いがあったのも含めて

終了したのは20時前。

平年よりは約1時間は遅いとのこと。

 

それでもファンは待ち続け、

指名の時間がどんなに遅くなろうとも、

応援する球団に誰が入るのかを最後まで見届けた。

 

来場者が応援するユニホームを身にまとい、

固唾をのんで見守る風景は恒例となってきたが、

今年最も多かったのはDeNA。

球団の入場シーンの歓声、拍手の量が周囲を圧倒。

ファンの中には、獲って欲しかった選手や興味を持っていた選手の名前が呼ばれると

「キャー」や、「ヨッシャ!」と喜びを爆発している人もいるほどに熱狂的だった。

 

阪神ファンも負けていない。

新監督に「アニキー!」と何度も声援を送っていたのは

強烈に記憶に残った。

 

パ・リーグではソフトバンクの黄色や紫など、

様々な種類のユニホームが多く見受けられた。

すべて高校生を指名したことにファンが納得の表情を浮かべていたのは

今の強さに何の不安もない自信からなのかもしれない。

 

 

 

指名の中で特別反応の大きかったのは、

東北楽天の1巡目で名前を呼ばれたオコエ瑠偉選手。

機械トラブルで少し時間が空いたあとに、

いきなり注目選手の名前が呼ばれ、

会場のボルテージは一気に上がった。

 

その他1巡目では、

ヤクルトが大々的に公言していた髙山俊選手を

阪神が同じく指名したときに会場がざわつき、

同様に東北楽天が早くに公言していた平沢大河選手を

ロッテが指名したときも妙な空気感が漂よった。

「この感覚がドラフト会場にいる醍醐味なのか」

と、実際に肌で緊張感を味わえたことを嬉しく思った。

 

U-18ワールドカップに出場した高校生の注目度はやはり高く、

2巡目以降も彼らの名前が呼ばれると球団関係なく声が上がり、

高校生の期待の大きさが表れていた。

 

機械トラブルなどで待機する時間が多かったが、

プロ野球ファンは特別騒いだり、痺れを切らしたりは決してしなく、

会場にいる野球を愛している人はとても落ち着いて

ドラフト会議の場では他の事情を持ち込まなかかった心の広さも印象的だった。

 

最後に、

今日名前を呼ばれた選手が各球団でスターに、

そして日本を代表する選手になることを願って会場を後にした。